リビング・ダイニングのチェックポイント!
リビング・ダイニングは、家族の中心スペースとなっているので、
優先的に安全を確保しておきたいところです。
また、設計的にリビング・ダイニングが家の中心にあることが
多いので、地震などが起きた時、避難経路の導線となると
考えられます。
このページでは、重要なリビング・ダイニングの防災対策の
チェックポイントを紹介します。
リビング・ダイニングは、家族が中心となるスペースのほか、来客を通す場所にもなっているため、気づかぬ内に装飾品が多くなる傾向があるということを認識しておきましょう。つまり、モノが多くなるので、防災対策をしなければ、危険度が高くなるということです。
1.しっかりと固定が必要な物
最もポピュラーな薄型テレビは、地震になったら倒れやすいものなので、壁などに固定するようにしましょう。画面が割れると非常に危険です。また、テレビボードや壁の掛け時計や額縁なども固定が必要です。
2.窓ガラスの対策
地震で危険度が高いのは、ガラスが割れて破片が飛んできたり、踏みつけたりすることで怪我をすることです。大地震になれば、致命傷になる可能性も高いです。しっかりと保護シートなどの対策を施しておきましょう。同時に、窓の防犯対策にもなります。
3.ソファやダイニングセット
ソファは人が座っている可能性が高いし、ガラス製品を使ったテーブルを含むダイニングセットは、物が落下すると割れるので危険です。これらの配置を安全な場所にしておく必要があります。
4.不安定な間接照明
ペンダントライトのコードは短くしておいたり、つるしてある不安定な間接照明などの位置を確認して、安全対策を施しておきましょう。
5.観葉植物
大きめな観葉植物は、倒れると危険です。これも普段、人が多くいる場所ではない箇所に設置するように工夫しておきましょう。
6.雑貨類
リビングやダイニングに飾ってあったり、置いてある雑貨類も確認しておきましょう。危険度が少ない素材にしたり、配置を変えたりするのがポイントです。
お役立ち耐震グッズ
窓などのガラス対策
窓や食器棚に貼っておくと、地震が起きた時にガラスの飛散防止になったり、食器の飛び出し防止になります。
家具対策
家具や家電・花瓶などの下に貼っておけるジェルタイプの耐震グッズです。洗って何度でも使えるのが経済的!転倒やズレを防いでくれます。
薄型テレビや小型家具などの背面を粘着ジェルマットで固定できます。震度7程度の揺れも対応!
リビングやキッチンの装飾品を安全な物に変更!
重たい額縁を使った絵画やパネルの代わりに、布製のタペストリーやウォールステッカーを使うと安価で安全なお部屋作りができます。
インテリアにちょっとしたアクセントを加える置物雑貨は、軽くて割れにくい素材を選ぶと安全性が高くなります。床面にクッションを並べるならスツールタイプもおすすめ。
3連メモリフレ-ム(BLUE BIRD) F5911 布製⇒
壁掛け時計は、ガラス製品のもので角があるものが多く、落下すると角があたったり、割れてガラスが飛び散って危険です。次のような物を選ぶと安全性が高くなります。
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